2019年7月9日

太陽光発電の口コミってどう参考にすればいい?

太陽光発電の口コミってどう参考にすればいい?

インターネットで家電などを買う場合、もはや当たり前になっている「口コミ」のチェック。当然、太陽光発電でも同じように口コミを見ると思います。しかし、ちょっと待ってください!

実は、太陽光発電の口コミを見る際、気をつけなければいけないポイントが沢山あります。安易に口コミを信じると、トラブルに繋がってしまう可能性だってあるのです。

【目次】

  1. 太陽光発電の口コミ気になるけど、実際のところどうなの?
  2. 太陽光発電のメリット
  3. 太陽光発電のデメリット
  4. 太陽光発電を設置する前にチェックしておくべきこと
  5. まとめ

太陽光発電が気になって調べていると、さまざまな口コミや評判を目にする機会があると思います。しかし、実際のところインターネットで見かける口コミや評判はどのくらい信用できるのでしょうか?

口コミはあくまでも参考程度に考えるべき

インターネットで見かける太陽光発電の口コミは、基本的にあまり信用することはできません。その理由は、まず「誰が書いているか分からない」という点です。

たとえば太陽光発電の情報サイト等に掲載されている口コミの場合、本当に太陽光発電を設置した人の書いた口コミかどうか判断がつきません。そのサイトを運営しているのが太陽光発電の販売業者だったりする場合、太陽光発電を売るために業者自信が良い口コミを書いていることも考えられます。

また、実際に太陽光発電を設置した人による口コミだとしても、発電量や売電収入などの数値は太陽光発電の設置状況などによって異なるため、完全に自分のケースとして受け取ることはできません。

こういった理由から、インターネット上に存在している太陽光発電の口コミは、あくまでも参考程度に留めておくのが正解と言えます。

太陽光発電の口コミを見る際の注意点

それでは、太陽光発電の口コミを参考にしていく上での注意点をご紹介していきます。以下のポイントを抑えることで、より信頼がもてる口コミを参考にできると思います。

口コミサイトの運営元をチェック

まずは口コミサイトの運営元をチェックしましょう。運営元は、口コミサイトの一番下の「運営者情報」や「運営会社情報」、「会社概要」などから確認することができます。

運営元の会社がわかったら、その会社名をGoogle等の検索エンジンで検索すると、運営元企業のコーポレートサイトが見つかると思います。コーポレートサイトでその会社が「太陽光発電を販売したい業者」の場合、販売したい商品をよく見せるために、高評価の口コミを投稿している可能性もあります。

また、会社名をGoogle等の検索エンジンで検索するとその会社の評判を見ることもできます。あまり無いとは思いますが、中には太陽光発電の詐欺を行っているような会社が口コミサイトを運営しているケースもあるので注意が必要です。

口コミサイトの運営をチェックすることで、そのサイトが「どういう立場の人間によって運営されているか」が分かるので、もし中立の立場の企業によって運営されている場合は、口コミの信頼性はより高まると言えるでしょう。

複数の口コミを参考にする

太陽光発電の口コミを参考にする場合、1つの口コミだけを参考にするのは、あまりオススメできません。太陽光発電は設置条件や設置業者によっても、発電量や売電収入、設置費用などが異なります。そのため、さまざまな立場の人の口コミを見ることによって、より正しい情報を得ることができると思います。

最新の口コミを参考にする

太陽光発電の売電価格(太陽光発電で創った電気を電力会社に販売する際の価格)は、2012年から年々下がり続けています。また、太陽光発電の設置かかる設備費用も、年々下がり続けており、太陽光発電は毎年状況が変わっているのが実情です。

そのため、たとえば10年前の太陽光発電の口コミを見ても、売電収入や設置費用などは今とは全然違うため、あまり参考にはならないでしょう。太陽光発電の口コミを見る場合は、少なくともここ1,2年以内の口コミを参考にするのがオススメです。

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太陽光発電の口コミをより活かすために、太陽光発電についての基礎的な情報も知っておきましょう。ここでは、太陽光発電のメリットをご紹介します。

光熱費を削減が可能

一般家庭に太陽光発電を導入すると、太陽光発電で創った電気を家庭内の家電で使用することができるため、光熱費(電気代)を削減することができます。特にエアコンや電気ストーブなどで電力消費が大きくなる夏や冬は、太陽光発電による電気代の削減効果は大きくなるでしょう

売電による収入が得られる

太陽光発電で発電された電気は、家庭内の家電に使用され、余った電気は電力会社に「余剰売電」という形で売却されます。余剰売電により、発電量に応じて毎月「売電収入」を得ることができます。

なお、2019年度に太陽光発電を設置した場合の売電価格は出力制御対応機器設置義務なしの場合は「24円/kWh」、出力制御対応機器設置義務ありの場合は「26円/kWh」です。売電価格は年々下がっており、2020年にはさらに低い価格になることが予想されています。

設置時に補助金がでる自治体がある

家庭に設置する10kWh未満を対象とした家庭用太陽光発電の補助金ですが、国からの交付はすでに終了していますが、地方自治体からの補助金は一部地域で現在でも交付が続いています。10kW以上の産業用太陽光発電システムについても、自家消費を目的とする設備に対する補助金がある自治体も存在します。

災害時の非常用電源として使える

災害時や停電時、家庭用太陽光発電のパワーコンディショナーを「自立運転」モードに切り替えることで、非常用電源として活用することができます。一度に使用できる電気量には限りがあるため、すべての家電を動かすことはできませんが、日中晴れている限りは家電を使い続けることができます。

また、太陽光発電と一緒に蓄電池を導入することで、使いきれなかった太陽光発電の電気を蓄電池に貯めておき、夜間などに使用することが可能です。これにより、災害時や停電時でも平常時のように電気を使えるようになり安心です。

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メリットに続いて、太陽光発電のデメリットについてもご紹介します。デメリットについても正しく理解して、適切な対応を行うのが重要です。

売電価格が年々下がっている

太陽光発電の売電価格は、毎年数円ずつ下がっています。

出力制御対応機器設置義務なしエリアの直近3年間の売電価格を見てみると、

  • ・2017年度:28円/kWh
  • ・2018年度:26円/kWh
  • ・2019年度:24円/kWh

となっており、2円ずつ下がっているのが分かると思います。

ただし、売電価格が下がってしまうからといって、必ずしも損をするわけではありません。売電価格の値下がりにともない、太陽光発電の導入コストも年々値下がりしているためです。これにより、売電価格が下がっても設置費用を売電収入で回収できるという状況には変わりありません。

導入コストが高額

太陽光発電の導入コストは、売電価格の値下がりにともない、年々下がってきていると説明しました。しかしながら、それでも平均的には100万円以上するため、大きな出費であることに変わりはありません。

決して安い買い物ではない太陽光発電ですが、売電収入や光熱費削減などの経済メリットを得られるため、購入する業者によっては導入コストを固定価格買取制度の10年以内に回収が可能です。また、補助金が交付されている地域にお住まい場合は、補助金を利用して導入コストを軽減することもできます。

発電量が天候や地域に左右されやすい

太陽光発電は、晴れている日には電気を創ることができますが、雨の日や曇の日など天候が悪い日には発電量が下がってしまいます。また、地域によって異なる日射量(太陽からの放射エネルギー量)や日照時間(太陽が出ている時間)にも発電量は左右されます。

発電量が天候や地域によって左右されやすい太陽光発電ですが、設置前にあらかじめ10年間でどのくらい発電量が確保でき、売電収入を得られるかといったデータも参照することができますので、それほど心配はしなくて大丈夫です。

メンテナンスに費用がかかる

太陽光発電は「メンテナンスが不要」などと言われることもありますが、それは間違いです。確かに太陽光パネルは長寿命ですが、パワーコンディショナー(パワコン)やモニターといった電子機器は、通常の家電と同じく10年程度で買い替えが必要になります。

ただし、パワーコンディショナーなどの周辺機器には、多くのメーカーで10年以上のシステム保証がついています。システム保証期間内の故障であれば、無料でパワーコンディショナーなどの修理・交換が可能なので安心です。

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ここでは、実際に太陽光発電を設置する前に知っておくべきポイントをご紹介します。

太陽光発電の設置費用

5kWの家庭用太陽光発電なら120~160万円が相場

家庭用太陽光発電の設置費用ですが、設置容量5kWシステムであれば、およそ120~160万円が相場となっています。決して安い買い物では無いですが、売電収入や光熱費削減などの経済メリットを得られるため、購入する業者によっては固定価格での売電が可能な10年以内には設置費用を回収することができます。

設置場所によって異なる

太陽光発電は、屋根の形状などによって設置できるパネルの枚数が異なります。設置できるパネル枚数が多い住宅の場合は設置費用が高くなりますし、パネルが少なければ安くなります。

kW単価で価格を見る

3kWで90万円のシステムと、5kWで125万円の太陽光発電システムがあったとします。支払う金額だけを見ると3kWhで90万円のシステムのほうが安いと思いますが、1kWあたりで考えると3kWのほうは30万円/kW、5kWのほうは25万円/kWとなります。また、システム容量が大きい方が売電量は増え、売電収入や光熱費削減などの経済メリットも大きくなります。

補助金を活用する

国からの太陽光発電への補助金はすでに終了していますが、地方自治体からの補助金は一部地域で現在でも続いています。太陽光発電を設置予定の地域で補助金が交付されているかどうかにつきましては、自治体もしくは販売店に相談しましょう。

太陽光発電の売電価格の変化

年度ごとの売電価格の変化

太陽光発電の売電価格は、基本的に毎年度ごとに数円ずつ下がっているため、設置年度が早い人の口コミなどを参照しても参考にはなりません。設置年度が異なるとメリットが全く異なってくることに注意してください。

住宅用の固定価格買取制度について

住宅用の固定価格買取制度は、太陽光発電を設置した年度の売電価格で、電力会社が10年間買い取りを続けてくれる制度です。例えば2019年度に出力制御対応機器設置義務なしのエリアで家庭用太陽光発電を設置した場合、「1kWhあたり24円での売電が10年間続く」という計算になります。

太陽光発電の販売業者の選び方

太陽光発電の販売業者は、どこでも良いという訳ではありません。安易に選ぶと、トラブルの原因になる場合もあります。

設置実績が豊富な業者か

まず、太陽光発電の設置実績が豊富かどうか、という点を確認しましょう。WEBサイトなどで設置実績を公表している業者は信用ができます。実績が豊富であれば豊富なほど、確かな施工技術が期待できます。

アフターケアが充実しているか

太陽光発電設置後のアフターケアが充実しているかどうかも、業者選びの重要なポイントです。WEBサイトを確認したりして、アフターケアについてしっかり記載があるかどうか確認しましょう。

口コミなどの評判は良いか

検索エンジンで業者名を検索して評判を見ることで、その業者に問題が無いかどうか判断することができます。ただし、この記事でも紹介しましたが、口コミは参考程度に考えましょう。

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インターネットで何かを購入する際の指標となる「口コミ」ですが、太陽光発電でも例外ではありません。

しかし、太陽光発電の場合は良い口コミなどをそのまま信じるのではなく、

  • ・口コミサイトの運営元をチェック
  • ・複数の口コミを参考にする
  • ・最新の口コミを参考にする

といったポイントを抑えつつ、あくまでも参考程度に考えておくのが重要です。

特にインターネットの口コミでは主に価格が注目されるポイントになっていますが、太陽光発電システムの価格は下がっており、販売店ごとの価格差は拮抗しつつあるといえます。

その中で注意すべきポイントは、とにかく安い販売店を探すというのではなく、アフターサービスや工事に不満が残らないような業者選定をするべきでしょう。

太陽光発電は長いもので30年以上使い続けている設備もあります。太陽光発電を調査する際にはインターネットの口コミだけではなく、直接販売店を訪れてヒアリングをしてもらうなどして信頼のおける販売店かどうかを見極めましょう。

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