各自治体、メーカーなどから災害時のパワーコンディショナーの自立運転についての情報周知がされています。
JPEAの調査によると、北海道胆振東部地震によって発生した大規模停電において、
住宅用太陽光発電システムを設置している方は、蓄電池を併設されていないケースでも
約85%が自立運転機能を利用され、停電時に有効に活用されているとのことです。

一方で、自立運転機能があることを知らなかった、運転方法が判らなかった などのお声も多くあったようです。
自立運転用コンセントの未設置や、コンセントの場所が不明であったケースも
報告されています。

【JPEA】災害時における太陽光発電の自立運転についての実態調査結果

http://www.jpea.gr.jp/topics/181018.html

JPEAからは停電時に備え、平常時にあらかじめ「自立運転機能」の操作方法を確認しておくことを推奨されています。
メーカーや機種によって操作方法が異なる場合があります。ご案内の際にはご注意ください。

【JPEA】災害時における太陽光発電の自立運転についての実態調査結果

http://www.jpea.gr.jp/topics/181018.html

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停電時などの非常時、電力会社系統側の保守点検者の安全確保のため、
太陽光発電システムの単独運転を防止しなければならず、パワーコンディショナは自動で停止します。

市販されている多くのパワコンは自立運転モードに切り替えることで系統から切り離され、
自立運転コンセントから、最大1500Wまで電力を利用することができます。

なお、停電復旧後は、系統連系に戻さないと売電ができませんので操作を行う必要があります。
自立運転の使用方法は機種により様々ですので、非常時に備え、取扱説明書で切替復帰方法を確認しておくことをお勧めします。
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【ご参考】

◇蓄電池は太陽光発電と相性抜群!

https://rakuene-shop.jp/columns/2357/

◇パワーコンディショナーの役割とは?

https://rakuene-shop.jp/columns/2426/