2019年1月12日

ソーラーカーポートで発電!~EVや蓄電池をあわせて活用~

ソーラーカーポートで発電! イメージ図

◆ 自宅の屋根以外でも太陽光発電は設置可能

【2019年1月 EV・電気自動車の市場などについて情報を更新しました。】

太陽光発電システムの普及により、住宅の屋根の上だけでなく、商業施設やオフィスビルの屋上などに太陽光パネルが設置されて様子を多く目にするようになりました。

また、最近では「ソーラーカーポート(太陽光発電搭載型カーポート)」と呼ばれる駐車スペースを活用した太陽光発電システムが多く設置されるようになりました。近い将来、蓄電池やEV(電気自動車)と連携することなども想定され、現在、再び注目を集めています。今回は、ソーラーカーポートの特徴やメリットをはじめ、ソーラーカーポートの今後の活用方法についてご紹介します。

【目次】

  1. ソーラーカーポートとは?
  2. ソーラーカーポート設置のメリット
  3. さらに活用の幅が広がるソーラーカーポート
  4. ソーラーカーポートなら駐車スペースで発電・売電・節電!

車を屋外に駐車しておくと、車体が汚れ、傷めてしまうことになります。雨や強風、雪や雹、また直射日光や紫外線によるダメージなどが大きな要因とされます。カーポートはそれらの被害から車を守ります。また、雨の日の車の乗り降りの負担を減らしたり、大きめのスペースを設けることで駐輪スペースや資材置き場などに活用しているケースも多く見受けられます。

ソーラーカーポートは、本来、雨や風よけの役割であったカーポートの屋根を太陽光発電に使うことで、さらなるスペースの有効活用が可能となります。

太陽光パネルの設置方法としては、あらかじめカーポートの屋根部分に太陽光パネルを組み合わせた状態で販売されているものや、すでに建てられているカーポートの屋根に太陽光パネルを設置するタイプもあります。

ソーラーカーポートの大きさは、1台用、2台用、3台用のカーポートが一般的ですが、2~3台用のソーラーカーポートを連結して、5台用・10台用として使用されているケースもあります。その場合の多くは、住宅用ではなく、有料(月極)駐車場や公共施設や集合住宅の小中規模施設の駐車場屋根として活用されているようです。

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ソーラーカーポートには、主に3つのメリットがあります。具体的に見てみましょう。

●駐車スペースの有効利用

屋根に設置できない場合でもカーポートなら可能 イメージ

ソーラーカーポートであれば、車をとめ、車を守るためだけのスペースを発電エリアとして活用することができます。

向きや傾斜の角度によっては、狭い敷地でも、高い発電効率を実現します。

住宅の屋根の場合、屋根の形状、面積、日当たりなどの影響で、太陽光パネルを設置できないケースが多くありますが、カーポートの場合は屋根よりも柔軟な設置が可能なため、太陽光パネルを効率的に設置することが可能です。

また、住宅の外観を損ねることを懸念される方も多くいらっしゃいますが、ソーラーカーポートであれば、住宅の屋根や壁に傷を付けることもありません。

最近であれば、日本の住宅の意匠にあわせた色合いや素材を使用したカーポートや、太陽光発電パネルも多くありますので、住宅の景観にこだわる方にもおすすめです。

● 既存の太陽光発電と合わせて発電量が増加

すでに住宅の屋根に太陽光パネルが設置されている場合は、ソーラーカーポートを利用することで増設し、さらに発電量を上げることができます。

住宅の屋根だけでは十分な発電量が確保できない場合でも、屋根の既存設備の発電容量とソーラーカーポートによる発電容量を合算して10kW以上になれば、買取期間は20年に延長することが可能です。

屋根とカーポートの合算発電容量が10kW以上で両方に新規設置した場合は、全量買取の対象となります。

しかし、既存設備に増設して発電容量が10kW以上になった場合、余剰買取から全量買取への途中変更はできません。
増設しても余剰買取のままですが、買取価格は増設した年度の価格に下がりますので注意をしましょう。

増設しても余剰買取のままですが、買取価格は増設した年度の価格に下がります。これから、ソーラーカーポートの増設をするなら10kWを超えない容量での追加を検討しましょう。

例えば、すでに4kWの太陽光パネルを設置していた家庭でさらに4kW増設した場合、設置容量は2倍ですが、売電量は2倍以上になるケースが多くあります。

買取期間は既存設備の設置時から10年ですが、設置から2~3年しか経っていない太陽光発電であれば、設置当時の高い売電価格のまま、現在の安い設置費用で増設できます。

自家消費に使う電力は既存設備で賄い、増設分を売電に充てるという提案も可能になります。そのため、残り年数が7~8年だったとしても十分メリットがあるのです。

● 工事やメンテナンスが容易

ソーラーカーポートの場合、住宅の屋根と比べて太陽光パネルを低い場所に設置することができます。屋根の上での作業と異なり、カーポートへの設置は地上で作業を行うので、基本的には1日程度で設置工事が完了します。また、太陽光パネル設置後のメンテナンスが行いやすくなるため、設置や点検にかかるコストを低く抑えることが期待できます。

ただし、架台となるソーラーカーポート本体を基礎から建てる場合には、屋根の上に設置するだけの工事よりも期間が長くかかりますので注意が必要です。地盤の確認や、場合によっては基礎工事などに時間や費用が多くかかるケースがあります。

また、既存のカーポートに太陽光パネルを設置する場合は、カーポートの強度を確認する必要があります。

カーポートの強度が足りないと太陽光パネルの重さに耐えられないだけでなく、太陽光パネルの設置枚数も少なくなることがあるためです。

あらかじめ、関連の調査を行い、正確な情報に基づいて、正しい工事を進めることで、低コストの設置工事・メンテナンスを実現できます。

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太陽光発電メーカーや工務店など、多くの種類のソーラーカーポートが各メーカーから販売されています。パナソニックや東芝といった国内メーカーのパネルを設置するケース、またカナディアンソーラーやJAソーラーのような比較的低価格な海外メーカーのパネルを選択することも可能です。太陽光発電システムとしての容量も設置するカーポートの大きさや選択するパネル、設置枚数によって大きな差があります。

また、架台となるカーポート自体も、色や、柱の数、耐風・耐雪といった耐久性なども選択の幅が広いので、地域や予算、ご自宅の景観などとあわせたソーラーカーポートを選んでいただくことができるようになりました。

発電以外にも、ソーラーカーポート自体は提案の幅がとても広がっています。

● 電気自動車の充電

電気自動車 EV

EV(電気自動車)・PHEV(プラグインハイブリッド自動車)・HV(ハイブリッド)は、急速に普及が進み、街中に専用の充電スポットが増えてきています。

世界各地で環境規制を背景とし、電気自動車などの需要は急増しています。EV市場は2030年には世界で900万台、2018年と比較するとおよそ8倍増加すると予測されています。電池コストの高さなど、課題は多くありますが、各自動車メーカーや電池メーカーはこぞって連携し、開発を進めています。

電気自動車の充電スタンドを装備したソーラーカーポートならば、自動車をいつも通りに止めておくだけで充電することができます。

ソーラーカーポートの柱にEVコンセントを設置し、また、蓄電池などとも併用することで、エネルギーの自給自足を実現することも可能になります。

環境に配慮して電気自動車を選択したのであれば、その電源自体も、エコなもの、自然や環境に配慮したエネルギーを使用したいというニーズに応えた提案ができるようになります。

● 災害時の対応

太陽光発電システムを設置している場合、停電や災害で電力の供給が止まったときでも、非常用電源として活用することができます。蓄電システムや電気自動車に電気を蓄えることができれば、発電していない夜間などにも電気を使用することが可能です。

住宅屋根に設置した太陽光発電システム同様、停電時にはパワーコンディショナーの設定を変更することで発電した電気を直接コンセントから使用することができます。

このことは、2018年に発生した北海道胆振東部地震の大規模停電の際にも、多く取り上げられました。

自立運転機能を利用し「携帯電話の充電をする」「冷蔵庫の中の食材を腐らせない」「炊飯器でご飯を炊く」「テレビやラジオでの震災情報の入手」など有効活用が例として報告されています。

近年の地震や災害の影響もあり、備えとして、独立型電源を検討される方も多くいらっしゃいます。

自治体や企業の敷地内に設置したソーラーカーポートなどを、災害時には、避難所や復興支援ボランティアの活動拠点などとして市に提供するような例も多くあり、今後も活用の場面は多く想定されるでしょう。

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ソーラーカーポート

太陽光パネルを設置するだけで、これまで駐車するだけであったスペースで発電をし、売電や節電が可能になります。

有料(月極)駐車場や集合住宅の駐車エリアでは、カーポート設置によって、駐車エリア自体に負荷価値をつけることにより、駐車場代自体のアップに繋がったという報告、また、比較的広いスペースで発電した電力を自家消費し、節電に繋がったというような事例もあります。

栃木県佐野市吉水町にある道の駅「どまんなか たぬま」では、350台分の駐車スペースにソーラーカーポートが設置されています。出力は約1.1MWの規模になり、メガソーラーとして平常時は売電事業として運用されています。

一方、災害時には防災拠点として大きな役割が期待されています。パワーコンディショナを自立運転し、蓄電池を充電すること。カーポートが屋根の下のスペースは、災害時の避難所や物資置き場などとして使用することも見越されており、約40台分は、屋根の高さを3m以上にすることで、災害用の特殊車両も駐車できるような工夫もされています。今後、EV車が増えることにあわせ、急速充電器なども多く導入されていくことでしょう。

このようにソーラーカーポートの活用の場面は、時代の流れにあわせ、幅広くなっています。

単なる発電のための設備にとどまらず、様々なニーズにあわせた提案が可能です。FITの価格が下がった今、自家消費型、独立電源など、今後の市場にあわせた新たな商材としても注目されています 。商品のラインアップも幅広く、積雪対応や耐風圧などをクリアになっている製品も多くあります。

正しい知識を身につけ、ぜひ、日頃の販売店・工事店の皆様の提案商材としてご活用いただければ幸いです。

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