2017年3月15日

再生可能エネルギーとは?

企業の導入事例とこれからの課題

私たちが快適に暮らす上で欠かせない電力。しかし、日本はエネルギー自給率が低く、原子力の燃料となるウランについてもそのほとんどを海外からの輸入に頼っています。そこで、エネルギー供給問題の解決策として注目を集めているのが「再生可能エネルギー」です。では、再生可能エネルギーとはどのような資源なのでしょうか。
今回は、再生可能エネルギーの特徴や種類、企業の導入事例などをご紹介します。

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【目次】

再生可能エネルギーとは?

再生可能エネルギー(Renewable Energy)は、太陽光や風力、地熱といった自然界に常に存在するもので、永続的に利用できると認められるエネルギー源のことです。特徴としては主に次の3つが挙げられます。

・資源が枯渇せず繰り返し使える

・環境への負荷が少ない

・どこにでもある

再生可能エネルギーは、化石燃料や核燃料に替わるものとして大きな期待を集めています。例えば、化石燃料には限りがあり、一度消費すると再生することもありません。一方、太陽光や風力、水力などの自然エネルギーはどこにでも存在し、消費しても枯れることはありません。また、化石燃料の燃焼によって排出される二酸化炭素などの温室効果ガスは地球温暖化との因果関係が指摘されていますが、再生可能エネルギーは温室効果ガスをほとんど排出することなく発電することができます。

再生可能エネルギーの固定価格買取制度では、安定的な電力供給という観点から太陽光発電、風力発電、水力発電、地熱発電、バイオマス発電の5つを対象としています。しかし、これら以外にも、太陽熱や地中熱、雪氷熱、温度差熱、潮流発電など、さまざまな自然エネルギーを活用します。

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企業の再生可能エネルギー導入事例

環境保全への取り組みが強化される中、企業も再生可能エネルギーの導入を積極的に行っています。

東京メトロ(東京地下鉄株式会社)

東京都と千葉県を結ぶ東京メトロ東西線。東京メトロの中でも地上区間が長いのが特徴で、全長約30.8kmのうち14kmを地上区間が占めています。9カ所の地上駅が存在し、そのうち8駅のホームの屋根に合計1MWもの太陽光発電パネルを設置しており、「東西線ソーラー発電所」と名付けられています。2015年度の年間発電量は約102万kWhで、駅構内のエスカレーターや照明、空調といった付帯電力に使用しています。

有限会社とまとランドいわき

福島県いわき市でトマトを生産・販売する農業生産法人「とまとランドいわき」は、農場に約1MWに及ぶ大規模なメガソーラーを建設しました。ここでは、追尾型の太陽光発電設備を導入しており、太陽の動きに合わせてパネルの向きを変えられるシステムとなっています。高さ5mの支柱に太陽光パネルを設置しているため、パネルの下でも農作物の栽培が可能です。売電収入の5%は地域還元型事業に使われ、地域創生につながる取り組みを目指しています。

北海道石狩郡当別町(自治体)

北海道石狩郡当別町では、災害対応型の再生可能エネルギーを導入しています。当別町最大の指定避難場所である当別町総合体育館には、災害時の電力確保や電力のピークカットに備えるための太陽光発電システムが設置されています。積雪の影響を受けないように壁面タイプのパネルを導入しており、冬場は雪による照り返しによって発電量の増加も見込まれています。
また、給湯や暖房などに使うボイラーの燃料を石油系の重油から、オガ屑やカンナ屑を使用した木質ペレットに変更することで、年間約38tのCO2削減を実現しています。

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再生可能エネルギーの課題と現状

再生可能エネルギーの普及拡大を目指すには、解決しなくてはならない課題があります。再生可能エネルギーの現状と課題について見てみましょう。

再エネ普及への課題点

再生可能エネルギーをさらに普及させるには、導入費用の高さが課題です。既存のエネルギーと比べると、設備の導入や備品、土地の購入代などで高額な費用がかかるため、発電コストも高額になります。そのため、事業者が新規参入しにくく、普及を遅らせる一因となっています。
自然エネルギーは時間や天候によって発電量が左右されるため、出力が不安定になりやすいという特徴もあります。安定供給を目指すには、各エネルギー源との組み合わせや発電出力の抑制、蓄電池の導入が必要です。
そのほかにも、風力発電の風車や大規模な太陽光発電所は景観に馴染みにくく、周辺の環境に影響を及ぼすという点も解決すべき課題です。

現状

課題点も多くある再生可能エネルギーですが、固定買取価格制度によって買取価格と期間が明確になったことで投資回収見込みが安定化し、企業からの参入が続いています。
経済産業によると2030年の電源構成(エネルギーミックス)では、火力発電の比率を低くし、その分、再生可能エネルギーの目標数値を上げ、原子力発電と同等もしくは上回る普及率を目指すとしています。なかでも、発電量が安定している水力発電やバイオマス発電の数値を引き上げることが目標です。

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未来のエネルギーを担う再生可能エネルギー

枯渇することのない環境に優しい再生可能エネルギーは、日本だけでなく世界中で注目されています。日本では、電力自由化によって再生可能エネルギーの普及が急速に進展すると期待されています。課題である導入費用や発電コストについても、設備機器の研究開発が進んでいるため、近い将来、改善されることは間違いありません。課題点が解決されれば、再生可能エネルギーが将来のエネルギー業界を担っていく中心的な存在となるでしょう。

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